中性脂肪を減らすための上手な食事の摂りかた
健康診断などの血液検査で高脂血症と診断された場合、まず日ごろの生活習慣、特に食事や運動・飲酒などを改善するように言われると思います。しかし、この中で中性脂肪に一番大きな影響を与えるであろう食事について、具体的にどのようにしたら良いかを教えてくれるところは多くありません。では具体的にはどのような食生活を送っていけば良いのでしょうか。今回はアルコールが中性脂肪に及ぼす影響と共に食事に関する注意点をお伝えしたいと思います。
まず先にアルコールの影響についてお話しましょう。アルコールは摂取後肝臓で水と二酸化炭素に分解されます。その過程で中性脂肪の合成が促進される酵素を生成するのです。その結果、肝臓に中性脂肪が過剰に蓄えられることとなり、最終的に脂肪肝、更には肝硬変へと進行していきます。こうなってしまうとアルコールは一切飲めないと言う状況にもなりかねませんので、後に述べる食事と共に早めに対応していくことが重要と言えます。
では、その食事はどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
一般的にどのような食生活を送っていたとしても、よほど考えられた食事を摂らない限り中性脂肪になる可能性はあります。特にうまみを上げるために味付けを濃くしている外食においては中性脂肪の過剰摂取につながる可能性が大いにあります。その中でも特に過剰摂取につながりやすいのがバターやラードを使った料理です。コクを出すために多くの料理で使われるこの脂は特に中性脂肪の増加につながる脂分です。外食が多いような環境であるのであればその内容には特に気を配る必要があるでしょう。
どのような食事をしていても中性脂肪になる可能性はあると言いましたが、中には中性脂肪の合成を阻害したり、中性脂肪を含めた脂分を排出する機能のある食事(食材)もあります。特に使いやすい食材の一つとして挙げられるのがたまねぎです。たまねぎには中性脂肪を低下させる効果のほかにも動脈硬化を防ぐ効果もあることがしられています。個人差はありますが一日1/4玉のたまねぎを食べることで効果が出ることは確認されています。そのほかにも大豆食品は中性脂肪の合成を阻害する物質が含まれています。同じたんぱくを摂取するのであれば肉類から摂取するよりも質の良いたんぱく質が摂取できると言うことになります。他にも青魚(サバ・イワシ・サンマなど)の脂分にも中性脂肪を下げる効果があります。また、食物繊維は体内の脂分を吸収して排出されますので中性脂肪を下げるには良い効果があるでしょう。
