高脂血症 中性脂肪

高脂血症のパターンや障害と中性脂肪との関係について

健康診断などで血液検査を行った結果、中性脂肪の割合が高く高脂血症であると診断される場合があります。高脂血症は中性脂肪に限った症状ではありません。脂質の内容に関わらず血液中の脂質の値が高ければ高脂血症であるということになります。この高脂血症は困ったことに自覚症状がほとんどありません。どこかが痛いわけでも苦しいわけでもないこともあって、高脂血症であるにも関わらず何も対策が講じられていないということも非常に多いのです。

高脂血症には複数ある血中脂質の内容によっていくつかのパターンがあり、大きく分けて三つに分けることができます。一つは総コレステロールが高いパターン、二つ目は中性脂肪が高いパターン、そして両方が高い場合です。いずれの場合にも高脂血症の状態が継続すれば心筋梗塞などの血液の循環を妨げる障害になる可能性は上がっていきます。特徴としてどのような治療も即効性が期待できるような症状ではありませんので、生活習慣そのものを改め気長に根気良く治療していく必要があります。

高脂血症の状態が継続すれば血液中の脂質は血管の内側に沈着していきます。その結果血管の弾力性が落ちて硬化し、血の通り道が狭くなってしまうという状況に陥ります。この動脈硬化の状態が続けば血液の流れが停止してしまい、心筋梗塞になる危険性が高まるのです。

中性脂肪の高い高脂血症の場合には特に肝硬変などの障害にも気をつける必要があります。そのほかにも脳の血管が細くなれば脳梗塞や脳溢血のような障害のリスクも上昇すると言えるでしょう。

高脂血症と判断された場合でもそれが中性脂肪の値の増加によるものであった場合には特に気をつけなければならない点があります。それは中性脂肪は食事のタイミングや内容によっては一時的に通常よりも上昇することがあるためです。食事後すぐの状態で血液検査を行えば中性脂肪の値は通常の二倍ほどになる場合もあります。通常100mg/dl程度の正常値範囲内の数字であったとしても、食事後数時間以内であれば200mg/dlという異常値を示す場合も充分ありえるということです。

その他にも検査前日であったとしても夜遅くにアルコールを摂取しているようであれば数値が上昇することもあります。いずれにせよ、中性脂肪値の異常で高脂血症の疑いがあるといわれた場合には、まずはしっかりと空腹状態にして再検査を行うということが望ましいといえるでしょう。自覚症状がないということもありますので、しっかりと確実な検査を受けることが重要です。


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